昭和57年11月、松本・塩尻両 「市の境に開校した田川高校は、本年度創立40周年を迎えました。 地域住民らの要望が高かった普通科の新設校としての開校で、翌58年4月に1期生365人が入学して以来、今年3月までに1万1543人の卒業生を送り出し歴史を重ねてきました。「黎明(れいめい)の鐘 鳴りわたる―」で始まる校歌の下で築かれてきた伝統を次代へと引き継ぎ、さらなる成長を願います。
本年度の在校生は1年生188人、2年生170人、3年生156人の計514人で、男子が270人、女子が244人です。 生徒の出身中学校別でみると松本市が67%、塩尻市が29%、安曇野市が3%となります。
教育課程は2年次から文系と理系に分かれ、3年次にはそれぞれの進路に合わせた選択科目が組まれています。クラブ活動も盛んで、運動系と文科系の22部と1同好会が、各種大会への出場を目指すほか地域活動にも参加しながら活動しています。 1期生は今年55歳になります。 卒業生らでつくる記念事業実行委員会は、40周年のテーマ 「青から蒼へ そして蒼穹(あおぞら)へ ~未来への架け橋となるために~」 の下、母校の一層の発展を願い応援する気持ちを込め、記念事業を 実施します。
開校以来生徒たちを見守ってきた、校門から校舎にかけての両脇に植えられているイチョウの木も、40周年を祝うかのように黄色に色づいています。